うつの夫に恋してる?!

~ イライラしない!うつな夫を支える妻のブログ ~

「聴く」うつ男の支え方。

うつ男くんが鬱々し始めてどのくらいの月日が経ったかな。

確か再び体調が崩れ始めたのは2019年のGWくらいからだった気がします。

 

「最近だんな体調どう?」

ってよく聞かれるんですけど、一言じゃ答えにくいんですよね~。

体調が悪い中でもその度合いは日によって違っていまして。

高齢者にはどのくらい介護が必要か測る指標の「要介護度」っていうのがあるんですよね。

うつにもそんな指標があったら分かり易いんだけどな…。

ということで、独断と偏見でうつ男くんのうつ度を5段階で作ってみました!

 

レベル1.布団から出られない、食事の時間でも出てこれない、風呂にも入らない、何もやる気が起きなくて寝ているしかない、全て後ろ向きに捉える。

レベル2.基本的に布団の中でゲームや映画を見て過ごす、自分で食事の準備は出来ないが家族で食事をとることができる、何とかお風呂には入る、食器洗いや洗濯ものが出来る時もある、物事を客観的に見る事が出来ることもある。

レベル3.布団から出て日常生活を送ることができる、掃除、洗濯、洗い物などができる、簡単な買い物に行ける(コンビニなど)、ブログ更新など家の中で仕事や作業ができる、多少物事を前向きに捉えられる。

レベル4.人に会うことが出来る、物事に対して意欲が湧いてくる。

レベル5.パワーを要する事(うつ男くんにとっては料理など)にも取り組める、とにかく元気でにぎやか、希望に満ち溢れている。

 

※同じうつでもそれぞれ得意なこと、不得意な事が違うと思うのですべての人に当てはまるわけではありません。

時々うつ男くんに「今日レベルいくつ?」とか聞いて「2かな…」なんて答えが返ってくると、それに合わせて家事・子育てをする計画が自分の中で出来るので結構便利な指標じゃないかなと思っています。

ちなみにここ最近のうつ男くんは基本的にレベル1~2を行ったり来たりしてますね。~。まれにレベル3が訪れると私が調子に乗って無理させてレベル2まで落とすなんてこともよくありますが笑。

結婚してから5年経ちますがレベル5に出会ったのは1,2回くらいかなぁ。他の人にとっては普通なんでしょうがうつ男くんにとってはキセキで、あの状態は衝撃的すぎて

今でも鮮明に記憶に残っています…。

さておき。レベルなんてあくまで指標でしかないですからね。本人の心の中でなにが起きているかを表すことは出来ません!

今うつ男くんの中でなにが起きているのかを知るには、ヤツの陣地に潜入するのが一番手っ取り早いのです。

子供たちが寝静まったころがねらい目。

 

「ちょっとお邪魔しまーす。」

モソモソモソ…

 

うつ男くんの体の一部のようになっている布団にもぐり込み、はじめは今日あった子供たちの面白かったことを話したり、かわいい子供の写真や動画を一緒に見たりするたのしいおしゃべりタイム。

でも段々とはぁーとため息をついてうつ男くんが今自分が考えていること、感じていることをポツリポツリと話し始めたりします。

ずっと家の中にいたとしても昨日のうつ男くんは昨日のうつ男くん、今日のうつ男くんは今日のうつ男くん。

考えていること、感じていることは毎日変わるんですよね。だからうつ男くんが話始めたら今日のうつ男くんを全身で、精一杯、「聴く」んです。

話を聴き、表情を聴き、心を聴き、肌で聴く。

聴いているとあっという間に1,2時間が経ってしまいます。

すると話をする前よりも少~しだけうつ男くんを理解できている気が…する。

いや、理解出来ているってちょっとおこがましいかな。

自分の見ていたうつ男くんと目の前のうつ男くんのズレを修正しているという感じかもしれません。

話をしたからと言ってうつ男くんの体調がよくなるわけではないのですが。でも夫婦として、またうつ男くんを支えるものとして聴くことは何よりも大事なことのようが気がしています。

話を聴いていると、自分も今日は何を話したらいいのか見えてくることもあったり。

今日の出来事を話すだけの時もあれば、うつ男くんの話に「そうだね、そうだね」と共感するだけの日もあります。

時にはうつ男くんにとって耳の痛いことをいう時もあるし、抑えきれない不満をぶつけたりもします!そのくらいしてもいいですよね?だって夫婦なんだから!

こんなこと言ったらもっとうつ男くんに追い打ちをかけるんじゃないかな…なんて考えてしまうこともあるけど、でも心の底に相手への思いやりをもってお互いに自分を「開く」時に、話す前よりも自分たちの気持ちも関係も、少しだけクイっと上がっているような気がします。

うつの夫を支えるために仕事をするとか、家事を全て負担するとか、やることは盛だくさん!毎日忙しい。でもこんな風にうつ男くんの話を聴くことは、医者にだってできない。ほかの誰にもできない…妻にしかできないんです

医者にも出来ないんだから、給料にしたらきっと相当なもんでしょう!

でも誰にも話せない気持ちを聴かせてもらえているって、私はすごく特権のように感じていて。信頼してもらえて話を聴かせてもらえてるって、私もうれしい。

子供を寝かしつけと共に自分も寝落ちして話せない時もあります。

なんとなく話す気になれないときだってある。

でも、何よりも、誰よりもうつ男くんが一番大事な人だから。

だから向き合い続けようと思えるんだな。

さて、今夜も聴きに行ってこよう。